インスペクションとは点検や検査を意味しており、西欧ではアパートなどの内覧を指すこともあります。
日本では住宅の性能や状態などを調べることで、建物としての劣化や欠陥を主に調査します。
ホームインスペクションや住宅診断とも言われます。
中古住宅の流通が盛んな西欧では、インスペクションは一般的になっています。
日本では未だ浸透していないので、馴染みがない用語の一つだと言えます。
その背景には日本では新築のニーズの高さがあったわけです。
それが昨今の中古市場の活況により、西欧並みのインスペクションが求められるようになったと言えます。
安価で高立地な家が欲しいという人にとっては、中古市場が狙い目になるものです。
中古住宅は新築時の品質や性能の維持によって、物件ごとに状態に差が出てくる傾向があります。
それゆえ売却時点での物件の状態を把握する、インスペクションが肝心になるわけです。
実際に国の施策としてもホームインスペクションのガイドラインが公表されており、検査方法やチェック項目が示されているわけです。
これは築古のマンションにも適用されます。
ホームインスペクションとは住宅に精通したホームインスペクターが第三者的な立場から、専門家の見地で住宅の状況を確認する作業です。
住宅の劣化状況や欠陥の有無、改修が必要な部分や改修を行うべき時期などを見きわめ、その費用なども計算してアドバイスを行います。
例えばマンションに入居する際に、事前にホームインスペクションを依頼することで、欠陥住宅でないことが分かり、実際に住んでいく上でどれくらいの時期に改修や補修が必要となって、その際にどれくらいの費用がかかるのかを知ることができるので、安心して入居することができます。
同様にマンションを売りに出す際にも、ホームインスペクションを行うことで詳細な現状を明記することができたり、改修が必要な場合は事前に工事を行うことが出来るので、新しい入居者とのトラブルを未然に防ぐことができます。
このようにホームインスペクションは不動産の売買に信頼という付加価値を付ける新しい取り組みと言えます。
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